看護学校受験のための最短勉強法&オススメ参考書(独習書)

 看護学校(3年制)の入試にむけて勉強する場合、一般の大学入試との違いを考慮しなくてはなりません。つまり、大学入試で「おすすめ」とされているメニューが、そのまま当てはまるというわけではありません。(4年制の看護大学を目指している方は、一般の大学入試の勉強法に準拠すればよいということになります。)

 看護専門学校の入試において、まずおさえておくべきことは、次の2点です。
(1)平均的な出題のレベルを考えれば、どの教科も「基本重視」の姿勢でよい。(発展的内容まで完璧にマスターする必要はありません。)
(2)看護専門学校の入試問題は、一般の大学入試などに比べても学校ごとの「独自性」「クセ」が非常に強いのが特徴です。したがって、各教科とも、一通り系統的に学んだあとは、自分の志望校の過去問に目を通し、それにあった対策をとるべきです。

 なお、過去問題の詳しい解説・分析については「一般入試 学校校別傾向と対策 大学・短大編」「一般入試 学校校別傾向と対策 看護学校編」もご覧ください。
 → 一般入試 学校校別傾向と対策 大学・短大編
 → 一般入試 学校校別傾向と対策 看護学校編

◎各科目へのリンク
スコレー・アスコルーの学習教材国語英語数学生物小論文/面接

スコレー・アスコルーの学習教材

 スコレー・アスコルーでは、皆さまが学習しやすいようオリジナル学習教材を発売しています。詳細は、「オリジナル教材〜学科・面接・時事」をご覧ください。また、入試問題の解答解説については、「過去問模範解答・解説」をご覧ください。
 → 過去問模範解答・解説
 → オリジナル教材〜学科・面接・時事

国語
国語知識問題集 ~関東の看護専門学校・2016年版~
国語知識問題集 ~関東の看護専門学校・2015年版~
国語知識問題集 ~関東の看護専門学校・2014年版~
国語知識問題集 ~関東の看護専門学校・2013年版~
国語知識問題集 ~関東の看護専門学校・2012年版~

英語
対話文の重要表現と精選問題(2012年版)
医療・看護系英文問題集(2012年版)

数学
2013年版 数学計算力養成テキスト① 〜式の計算〜
2013年版 数学計算力養成テキスト② 〜方程式・不等式〜

小論文
都立看護専門学校社会人入試の小論文 課題のとらえ方(平成29[2017]年入試対策版)
はじめての看護小論文 ~「めざす看護師像」で小論文を書いてみよう~(2015年版)

面接対策
自分で書いて練習する「面接準備メモ帳」 ~面接でよく聞かれる質問30~

国語

 看護専門学校の入試では、国語は基本的に「現代文」のみを学習すれば十分です(古文・漢文を出題する学校は年々減少し、首都圏エリアにおいては2000年代半ばにほぼ「消滅」しました)。
 なお、看護専門学校の入試では、読解問題の他に漢字・語句の意味・四字熟語・慣用句・文学史……など国語知識問題のウェイトが高いので、こちらへの対策も必要です。

★現代文(読解問題)対策
 通常の大学入試むけに書かれた学習書・問題集のうち、レベルが「基本」と表示されているものを使えばよいでしょう。すでに大学入試の経験がある人なら適当な問題集を解いていくだけでもカンは戻るかもしれません。一方、受験現代文に取り組んだ経験のない人は、「現代文の解き方・考え方」をまず一通り、体系的に学べる本から入ってください。たとえば…

『田村のやさしく語る現代文』(代々木ライブラリー)


『入試現代文へのアクセス』(河合出版)


 現代文が苦手な人、勉強をしたことがあまりない人はこうした基本レベルの本の例題を解き、解説を何度も熟読することから始めてください。もともと現代文が得意な人であれば、もうすこし高いレベルの自習書を使うとよいでしょう。たとえば、

・『現代文と格闘する』(河合出版)
・『ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20』


などがおすすめ。『現代文と格闘する』は読解力、『ことばはちからダ!』は語彙力をそれぞれ養うのに便利です。

★国語知識問題対策
 看護専門学校すべてで国語知識問題がたくさん出題されるわけではないのですが、漢字の読み書き/語句の意味/四字熟語/ことわざ・慣用句/文学史…などの配点がかなり高い学校が多いのは厳然たる事実。併願を考えれば、どんな人も国語知識の強化に取り組んでおくべきです。知識分野の問題を一通り強化できる問題集を1冊用意することをおすすめします。(ただし、古文・漢文の部分はやる必要はありません。)たとえば、

『即戦ゼミ 入試頻出 新国語問題総演習 改訂版 』(桐原書店)


『看護・医療系の国語常識 新旧両課程対応版』(石関直子著・学研)

 ……は漢字・四字熟語・ことわざ・語彙・文法・文学史など、国語知識問題で出そうな項目は細かいものも含めて一通り網羅されているので便利です。解説もわかりやすい。

 また、スコレー・アスコルーでも国語知識問題集を用意しています。

国語知識問題集 ~関東の看護専門学校・2016年版~
国語知識問題集 ~関東の看護専門学校・2015年版~
国語知識問題集 ~関東の看護専門学校・2014年版~
国語知識問題集 ~関東の看護専門学校・2013年版~
国語知識問題集 ~関東の看護専門学校・2012年版~


 また、問題集ではないけれども、高校生が学習に使う「国語便覧」にも、文学史や古典関連以外にもさまざまな知識分野(漢字・四字熟語・慣用句…)の「まとめ」的なページがあり、持っておくと便利です(国語に限らず、高校生向けの資料集はどの教科のものもかなり便利ですよ)。

『新編常用国語便覧』(浜島書店)、『最新国語便覧』(浜島書店)、『原色シグマ新国語便覧』(文英堂)


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英語

 英語の勉強は人によってまったく事情が異なります。大学入試で英語の受験勉強をしたことがある人は、それをもう一度繰り返すだけですむでしょう。比較的短期間で入試本番に対応できる状態に仕上がります。一方、大学入試の経験がない人・基礎的なレベルからわかっていないという自覚がある人(そういう人も非常に多いので、めげる必要はありません)は、それなりに「時間がかかる」ことを覚悟したうえで勉強を始めなくてはなりません。本当に「ゼロ」から取りかかるつもりなら、

①まず中学校レベルの英文法からおさらいすること
②やさしめの単語集を買い求め、語彙力をつける努力をすること

 この2点がポイントとなります。

◆文法・語法の学習書
 膨大な点数の参考書・問題集が刊行されており、よく知られたものだけでも数十点に及びます。ここでは、2点ご紹介しておきましょう。

『くもんの中学英文法―中学1~3年 基礎から受験まで』(くもん出版)


 英文法の基礎を学ぶ本としては定番。中学レベルの文法をきっちりわかりやすく説明しており、自習しやすいくふうが施されています。大学入試の経験がなく、高校でも英語はサッパリだった……という人にとっては、中学校レベルの英文法から固めていくのが結果的に近道。この本に真剣に取り組むところから始めるとよいですね。(ただし、これだけでは「入試対策」にはならないので注意してください!)

『Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服』(桐原書店)


 高校でも副教材(推薦教材)としてよく使われて有名な本です。文法・語法・熟語から発音・語彙まで、知識系問題への対策としてはこれ一冊だけでほぼ足りるでしょう。ただ、この手の本は一通り体系的に英文法を学んだあとの「しあげ」「ブラッシュアップ」に使うべきで、まったくの初学者がいきなり使ってもあまり効果は望めません。逆に、過去に英語の受験勉強をかなりやった経験のある人なら、最初からこの1冊に絞ってマスターしてしまえばよいわけです。

◆英対話文対策

対話文の重要表現と精選問題(2012年版)

 多くの場合、対話文問題は比較的やさしく、きちんと要点を押さえた対策をしておけば確実な得点が見込めるジャンルですが、対話文を専門的に取り上げた問題集は、他のジャンルに比べると、あまり市販されていません。そこで、スコレー・アスコルーは独自の教材を作りました。

◆長文読解問題集
 英語の長文問題集は膨大な点数が刊行されています。看護大学、看護学校ごとに出題傾向やレベルがかなり異なりますから、万人におすすめできる1冊というのはちょっとあげにくいですね。最終的には、自分が受験する学校の過去問などを見て、それにあった練習や対策をしていくということになると思います。
 ただし、半年~1年くらい時間をかけ、じっくり読解力をつけていくような勉強がしたいというのであれば、レベル別にシリーズ化された問題集を使い、自分に合ったところから始めるのがよいでしょう。そうしたプランで使うのに適した問題集のシリーズを以下に挙げておきます。(とくに英語を苦手としているみなさん向けに、シリーズのうち一番やさしいレベルの問題集を紹介しておきます。)

『基礎英語長文(実戦演習)』(桐原書店/丸山喬)


 英語の学参書、問題集で有名な桐原書店の実戦演習レベル別問題集。この「基礎英語長文」が一番やさしいレベル。このシリーズでは、他に「標準」「やさしい入試」「完成」の3レベルの問題集があります。



『英語長文レベル別問題集 1 超基礎編』(東進ブックス/安河内哲也・大岩秀樹)


 東進ブックスの「レベル別問題集」は「超基礎編」から始まり、「基礎編」「標準編」「中級編」「上級編」「難関編」と6レベル設定になっているので、自分の学力・志望先に合ったレベルのものを選べます。まったく英語に自信がないのなら、あわてず「超基礎編」から取り組めばいいでしょう。



『頻出基礎英語長文』(日栄社/松村洋)


 昔から知られている定番的な問題集ですね。他に『頻出英語長文』『やさしめ入試頻出英語長文』の2冊も出ていますが、残り2冊はけっこう難しい。



◆単語集(単語帳)
 単語集(単語帳)の意義・利用法をめぐってはいろいろな考え方がありますが、やはり、受験生なら入手しておくべきアイテムの一つと言えます。

『ターゲット』(旺文社)


『データベース』(桐原書店))



などのシリーズは、一つひとつの単語の意味や派生語、例文などを示す伝統的なスタイルのものとして有名。その他、近年は実にさまざまなタイプの単語集(単語帳)が登場しています。たとえば、

『システム英単語』(駿台文庫)


は「短いフレーズで覚える」方法を採用していますし、

『DUO』(アイシーピー)



は「例文の中でいろいろな単語を覚える」しくみ。さらにZ会の

『速読英単語』


は「長文の中で覚える」方式ですね。

 基本的に、自分が気に入ったスタイルのものを使えばいいと思います。ただ、まったくの初学者なら 「データベース3000基本英単語・熟語 」(桐原書店) 「英単語ターゲット1400(4訂版) (大学JUKEN新書) 」(旺文社)のような、単語+意味+例文というシンプルなつくりの単語集が、結果的に一番使いやすいかもしれません。とくに「データベース3000」はかなり易しいレベルの単語から掲載されており、抵抗感なく入っていけます。
 (看護専門学校の志望者であればこれらで十分だと思いますが、四年制大学の人気校・難関校を志望する場合は、上記2冊では内容がやさしすぎるので、 「英単語ターゲット1900 5訂版 (大学JUKEN新書) 」 「データベース4500完成英単語・熟語 」などを使うのが適当でしょう。)

 英単語集を使うときは、以下2点に気をつけてみてください。
・単語集を使い始める時点で、「発音記号」はある程度マスターしておくこと。「つづりは覚えているけど発音できない(読み方がわからない)」というのではあとで困ってしまう。そもそも発音もしっかりチェックしたほうが記憶に残りやすい。
・「毎日○ページ機械的に割り当てて暗記する」という使い方とは別に、日頃から辞書のように「引いて」使うのもおすすめ。(そのほうがよく覚えられる。)

◆医療英単語/医療系英文対策
 看護の専門学校では、医療・健康に関わる問題文が出る可能性が高いので、医療系英単語はある程度勉強しておきたいところです。しかし、それほど多くの語彙を覚える必要はありません(難しい病気の名称には注がつけられるのが普通です)。「医療英単語」をテーマとする本はいくつか市販されていますが、入試レベルではそこまで覚える必要はない、というものが大半です。
 専門学校志望の方であれば、当面は当会の「入試に出る医療系英単語」に挙げている単語をしっかり覚える程度で十分だと思われます。あとは、日本語で書かれた文章で構わないから、医療・健康に関するさまざまな記事・ニュースを読んでおくことが大切です。スコレー・アスコルーの「医療時事テキスト」なども参考にしていただければ幸いです。)入試で医療系英文が出題された場合も、事前にそのテーマに関する予備知識があれば、文章の内容は非常に理解しやすくなりますからね。
 → 入試に出る医療系英単語
 → 医療時事テキスト

 一方、四年制の看護大学・看護学部の一般入試特別枠入試を考えている方なら、もう少し本格的な対策をしたほうがよいでしょう。お手軽に入手できる対策アイテムには、教学社の赤本ポケットシリーズ「医歯薬系の英単語」があります。テーマ別にまとまった文章が載せられていて、その中に出てくる重要単語をチェックしていくつくりなので、医療系のさまざまな英文に読み慣れるという意味でも有意義。


 また、医療系英文については、スコレー・アスコルーも問題集を発売しています。

医療・看護系英文問題集(2012年版)

 看護系受験者が最低限おさえておきたい医療系英単語のリストを最初に示し、過去問から精選した問題をくわしく解説しています。

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数学

 看護学校の入試では、数学の出題範囲は「数学Ⅰ(2次関数や三角比など)」だけの場合と、「数学Ⅰ+数学A(場合の数・確率など)」の場合とがあります。自分が受ける学校の組み合わせをあらかじめシミュレーションしてみて、「数学A」をきっちり勉強するのかどうかを決めましょう。まだ現時点ではどうなるかわからない……という人は、とにかく「数学Ⅰ」範囲の学習を優先してください。
 問題の難易度は学校によって異なりますが、総じて言えば基本的な問題がほとんど。「難しい問題をじっくり時間をかけて考えぬく」というよりも、基本的な例題の解き方をきっちりモレなくマスターし、正確にスピーディに計算できるようにしておくことが大事です。したがって、使う参考書も基本的なレベルのもので十分。

『高校これでわかる数学I+A (高校これでわかる新課程版)』(文英堂)


 教科書レベルの基礎的な内容を、ゆっくりていねいに説明してある本としては代表的なもので評価も高い。基礎がまったくできていない人、不安を抱えている人はまずはこれの本の導入と例題の部分を一通り自習するとよいでしょう。(これだけでは入試に十分とはいえませんが、基本をざっと理解するという目的にはたいへん適しています。)

『新課程チャート式基礎と演習(白チャート) 数学Ⅰ+A』(数研出版)


 数学の参考書として名高い数研出版の「チャート式」シリーズはレベルによって表紙の色が異なりますが、この「白チャート」は一番基本的なレベルのもの。数ⅠAをある程度勉強した経験のある人なら、このレベルの参考書をざっと自習し、問題パターンごとの解法をおさえていけばよいでしょう。専門学校入試ならば、これを超えるレベルまで手を出す必要はとくにありません(大学を目指すなら赤チャートや青チャートまで進むことも視野に入れてください)。また、一緒に学習するノートも販売されているので、勉強するのに便利です。

『改訂版 坂田アキラの医療看護系入試数学I・Aが面白いほどわかる本』(坂田アキラ・中経出版)

 看護医療系と銘打った数ⅠAの参考書の中で最も有名な本。「イチ押し例題」+「類題」の組み合せで、「例題」の解説は基礎的な手順・考え方からきちんと説明されており、頭に入りやすいくふうがされています。(独特な語り口調は好き嫌いが分かれるかもしれませんが……。)「例題」の解説を徹底的に読み込みながら自分の手を動かしていけば、かなり効率よく「解き方」を身に付けることができるでしょう。

―――
 基礎的な計算の手順すらおぼつかない……という場合は、高校の「数学Ⅰ(A)」にいきなり取り掛かるのは厳しいかも。そういう方は、最初の段階で中学数学の要点をざっとおさらいしておきましょう。以下におすすめ本をいくつか挙げておきます。(また、准看護師養成校をお考えの方なら、中学数学こそ重点的にマスターすべきですよ。)

『中学3年分の数学が14時間でマスターできる本』『中学3年分の数学が基礎からわかる本』(間地秀三・明日香出版社)

『もう一度中学3年分の数学が楽しくわかる!』(中村亨・学研)

 数学の基礎の「理解しやすい説明」に定評がある本ですね。数学に拒否反応のある方は、まずこうした種類の本をどれかひとつ読んでおさらいし、最低限のベースをつくったうえで、数学Ⅰ(A)の「参考書」「問題集」に取り組んでいくとよいと思います。(ただ、問題集的な要素は乏しいので、これだけで入試対策になるわけではありません。あくまで最初の「とっかかり」として読む本です。)

 なお、「とっかかり」として読む本でなく、もっと本格的な参考書・問題集的な要素の濃い本としては、
『増補改訂版 語りかける中学数学』(高橋一雄・ベレ出版)

『中学3年分の数学がこれ1冊でいっきにわかる もう一度 中学数学』(岡部恒治ほか・日本実業出版社)

などがあります。いずれも解説はとてもわかりやすいですが、かなり分厚い本なので、基礎的な計算手順など「中学数学」の要点だけを要領よくおさらいしたい人むきではありません。中学数学を体系的にしっかりマスターし直す必要がある場合に使う本ですね。

『これでわかる数学 中学1年』『同 中学2年』『同 中学3年』

文英堂の『これでわかる』シリーズの中学版です。ページ数も比較的少ないので、3年分一気に復習することも可能です。准看学校受験を目指すなら、このシリーズが比較的効率よく勉強できるでしょう。

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生物

 入試で生物を課す看護学校はそれほど多くないですが、実は進学してからの勉強にいちばん結びつきが深いのは生物です。看護学校に入ると「解剖生理」という科目で人体の細かい構造についてミッチリ学ぶことになりますが、この内容はある程度「生物」の学習内容と重なっています。
 ゼロから生物を勉強しようという場合、たいへんなのは「覚えるべき知識」の多さ。しかし、むやみに暗記すればどうにかなるわけでもありません。きちんと納得してからでないとなかなか覚えられない。したがって、生物の勉強で大切なことは、

①導入部分の説明がなるべくわかりやすい本を一通り読んで勉強する
②「重要な図を自分の手で描いてみる」「語呂合わせ」など、なるべく記憶が定着するようなくふうをする
…の2点ですね。

 生物Ⅰを一から勉強したい……というのであれば、一通り系統的に学習書を使うことになるでしょう。
新課程になりましたので、生物基礎と生物の両科目を含んでいるものが、一度に学べてお得です。
『理解しやすい生物 生物基礎収録版 (理解しやすい 新課程版) 』(文英堂/水野丈夫・浅島誠)
『よくわかる生物基礎+生物【新課程】 (MY BEST)』(学研/赤坂 甲治)

 これらは、まさしく定番的な参考書と言えますね(ちょっと分厚いですけど)。

『田部の生物1をはじめからていねいに 生命の連続性編』(東進ブックス)
『田部の生物1をはじめからていねいに 環境と生物の反応編』(東進ブックス)


 こちら(2冊あわせて生物Ⅰの範囲をカバーしています)は、「説明や図版のわかりやすさ」に徹底的にこだわったつくりで定評のある本。生物を学んだ経験がまったくない人、苦手感が強い人には非常にありがたい教材だと言えます。ていねいに勉強していこうと思う方にはオススメです。(残念ながら現在は絶版となっています。)
 さらにその基礎に戻りたい場合は、同じ著者の『田部の生物基礎をはじめからていねいに』がおすすめです。ただし、このテキストだけで終わってはいけません。ここから始めても、どんどん先に進んで行きましょう。
『田部の生物基礎をはじめからていねいに』(東進ブックス)


*生物や数学などの教科では、まず「高校の教科書をじっくり勉強し直してみる」という手もありますね。教科書はどこの書店でも置いてあるというものではないので、入手したい場合は以下のサイトなどで調べるといいですよ。
 → 社団法人全国教科書供給会 教科書購入・販売についてのお問い合せ先

『フォトサイエンス生物図録―視覚でとらえる』(数研出版)


『ダイナミックワイド図説生物 総合版』(東京書籍)


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小論文/面接

『看護・医療系の小論文 4年制大学受験用 新旧両課程対応版』(石関直子・学研)
『看護・医療系の小論文 短大・専門学校受験用 新旧両課程対応版』(石関直子・学研)


 文章の基本的な書き方・組み立て方からテーマ別対処法まで、コンパクトにまとめられている本です。看護大学・専門学校入試の小論文対策の独習をするなら、石関さんのこれらの本の一冊を手に取るのが一番よいでしょう。

 また、スコレー・アスコルーでも小論文のテキストを発売しています。

はじめての看護小論文 ~「めざす看護師像」で小論文を書いてみよう~(2015年版)

 「小論文を書くのは初めて」「昔から作文が苦手だった」といった初学者向けに小論文の書き方を解説したテキストです。「めざす看護師像」をテーマに小論文を一つ書き上げることを目標に、書く材料を集め、メモを作り、段落を展開させる仕方を説明しています。

都立看護専門学校社会人入試の小論文 課題のとらえ方(平成28[2017]年入試対策版)

 こちらは東京都立看護専門学校社会人入試の小論文の課題について専門的に取り上げたテキストです。

 小論文については、本を読んでの独習だけではどうしても限界がある(つまり、書いてみても自分では良しあしがなかなか判断しきれない)ので、実際に添削指導を受けることをおすすめします。当会も小論文の添削指導サービスを行っているので、ぜひ活用してください。
 → 小論文添削指導サービス

 また、小論文や集団討論の題材になる可能性のある「医療に関わる時事的ニュース」についても、市販の本では最新の話題が盛り込まれていないため、そのあたりを別にカバーしておきたいものです。理想的なのは、新聞記事の切り抜いてスクラップブックを作り、自分なりの感想・意見もつけておくことです。なかなかそういう時間的余裕が取れない方は、スコレー・アスコルーの「医療時事テキスト」をご活用ください。
 → 医療時事テキスト

 また、「志望理由書」「面接」などについても、以下のような本が刊行されており、おおまかなポイントをつかむことができます。

『看護医療技術系の志望理由書の書き方―合格できる志望理由書が本書なら書ける』(神崎史彦・文英堂)


『看護医療技術系の入試面接―合格できる面接マナーと想定問答集』(酒井早苗・文英堂)


 面接対策については、当会でも「面接準備メモ帳」を販売しています。志望動機や職務経験など面接でよく聞かれる質問を30項目をピックアップ。質問に答える際どのような点に気をつけたらよいか、アドバイスを読みながら、自分でメモを書き込み、面接の準備を行うテキストです。

自分で書いて練習する「面接準備メモ帳」 ~面接でよく聞かれる質問30~』

 また、「志望理由書」「面接」については、本を読むだけではどうしても限界があります。第三者の視点からビシビシ批評してもらうため、なんらかの形で添削指導を受けたり、実際に模擬練習をしたり……という機会もつくっておきたいものです。当会でも願書・自己推薦書アドバイスサービスを実施しています。詳細はこちらからご確認ください。
 → 願書・自己推薦書アドバイスサービス

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