願書・自己推薦書アドバイスサービス

 入学願書の志望動機などの欄をどのように書いたらよいのか、あるいはとりあえず書いてみたものの本当にそれでよいのか、不安に思ったりしませんか。
 スコレー・アスコルーでは、皆さんの入学願書や自己推薦書をチェックし、アドバイスを行う「願書・自己推薦書アドバイスサービス」を行っています。web上で入学願書の志望動機や自己推薦書の案を送ってもらい、アドバイスをメールで返信するサービスです。サービスの詳細についてはリンク先をご覧ください。
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入学願書の書き方

 入学願書の書式は学校によってさまざまです。
 よく見るのは、

【表面】:氏名・住所・連絡先・学歴・職歴など *写真も添付
【裏面】:志望動機(志望理由)・趣味・特技・免許・資格など

……といったもの。(なお、1枚の表裏ではなく、2枚別々になっていることもあります。)
社会人入試では願書とは別に「自己推薦書」を添付させるケースがありますが、それについては後で詳しく述べます。

<願書記入上の注意点>
★記入モレや添付書類の不備にはくれぐれも気をつける。
 不備があれば先方から確認の連絡をもらえることが多いですが、そもそも記入モレや不備は絶対にしたくないこと。「出願手続き」に関する指示はきちんと細かく与えられているわけで、その指示を守れないようでは人命を預かる医療従事者としての適性が疑われてしまいます。
 願書を郵送(あるいは持参)する直前に、記入モレがないか、添付書類の不備がないかを必ず確認するようにしましょう。

★入学願書はコピーをとり、まず十分に下書きを。
 「志望理由」の記入欄にはとくに罫などが入っていない場合も多いので、下書きの段階で罫を入れて字の大きさを調整してみたりするとよいと思いますね。いよいよ記入するというときも、いったん薄く鉛筆で書き、一通り最終チェックをしてからペン入れする……くらいのていねいさは心がけたいものです。
 人物性を判断するのは面接試験と考えられがちですが、面接の前に「願書」を見られていることを忘れてはいけません。願書の記入の仕方がぞんざいだと、面接官は「いい加減な人みたいだな」という先入観をもってしまうでしょう。人物性の評価は、願書提出の段階から始まっているのです。

★空欄はなるべく作らない。
 たとえば「趣味/特技」の欄で、「自分にはとくに人に言えるような趣味はないから……」と全然書かない人がいます。でも、わざわざその欄が設けられているということは、「趣味/特技を通じてどんなタイプの人なのかを知りたい」「面接のときに話の糸口になるような材料がほしい」という意図があるわけです。べつに地味な内容でも構わないから、きちんと記入しておきましょう。
 「欄(スペース)の大きさ」も学校側のメッセージだと考えるべきですよ。大きなスペースがとられている場合は、「この内容はたくさん詳しく書いてほしい」ということですから、ある程度きっちりスペースを埋めるように書きましょう。逆に、スペースが狭い場合は、本当に言いたい「要点」だけを簡潔に示しましょう。「志望理由」欄が非常に狭い場合、ものすごく小さな字で無理やり詰め込んで書く人がいますが、それはまずいと思います(たくさんの分量を書いてほしいのであれば、あらかじめスペースを大きくとっているはずです)。要点だけを書き、あとは面接試験で直接話せばいいではないですか。

★提出した願書のコピーは保管しておく
 面接試験の際には、面接官は願書を見ながら質問してくるのが一般的です。願書に書いてある内容とまったく矛盾するような話をしたら不審に思われてしまいますよね。「願書にどう書くか」と「面接試験でどう話すか」は連動しています。書きあげた願書はコピーをとってしっかり保管しておいてください(ちなみに、いくつもの会社(皆さんの場合は病院)を受ける就職試験でも、提出した履歴書や職務経歴書のコピーを取っておき、面接前に確認するという作業は有効です。いくつも面接を受けていると、どの会社(病院)にどんな内容の履歴書を書いたのか忘れてしまうものです)。

★「です/ます体」(敬体)で書く。
 願書はあくまで相手方に読んでもらうために提出する文書です。したがって、「です/ます体」(敬体)で書くほうが自然でしょう。(一方、小論文や作文は「文章力・思考力をはかる試験」なので、「だ/である体」(常体)が自然でよいわけですね。)現実問題としては、「です/ます体」だろうと「だ/である体」だろうと、きちんとていねいに書けば読んでもらえるでしょう。ただし、2つの文体がごちゃごちゃに混ざってしまうのは非常にまずいので気をつけてください。

★万一、記入ミスをした場合には…
 清書する前に薄く鉛筆で下書きし、落ち着いてなぞっていけば間違えないはずが、それでもうっかり記入ミスしてしまうことはありえますね。願書の記入例などに「訂正の仕方」が示されていたらそれに従ってください。とくに示されていない場合は、黒で二重線を引き訂正印を押しておきましょう。


<項目別の注意点>
◆職種の志望理由/動機(なぜ看護師になりたいのか)
 看護に関心をもったそもそものきっかけ→いま看護師を目指す決意をしたのはなぜか/看護師の仕事のどういうところが自分にとって魅力なのか(なるべく具体的に)→将来どのような看護師をめざすか
……というぐあいに「時系列」的に書いていくスタイルが一般的でしょうね。

◆学校の志望理由/動機(なぜこの学校を受けたのか)
・学校の教育方針やカリキュラムの特色、魅力
・説明会、見学会に参加したときに得た印象

……などを盛り込んで述べるのがふつうです。単に「自分にとって都合がよいから」という理由ではなく、「この学校の特色や雰囲気に惹かれるからぜひここで学びたい!」といった気持ちをこめて。

*「職種の志望理由/志望動機」と「学校の志望理由/志望動機」を区別せず、「志望理由/志望動機」の欄が1つだけ設けられている場合もあります。とくに何の指示もなければ、「職種の志望理由/志望動機」+「学校の志望理由/志望動機」というふうに、両方書いておけばよいでしょう。

◆趣味や特技
 すでに述べたように、空欄のままにせず、しっかり埋めておきましょう。「趣味」の具体的な内容は何でもよいのでしょうが、社会的に悪いイメージ・マイナスイメージをもたれているようなものは避けること。(わざわざ言うまでもないことですが。)
 「読書」「料理」「ウォーキング」のようなごくありきたりな趣味でまったく問題ありません。書くスペースが大きめなら、その趣味のどういうところが魅力なのか、どういう気持ちで取組んでいるのかなども軽く記しておくとよいでしょうね。

◆職歴・学歴
 出身学校や勤務先は、略称・通称ではなく正式な名称を記入してください。
 いろいろな仕事を転々としてきたので、職歴欄に書ききれないという人もいるでしょうね。職歴を全部細かく挙げると、「何をやっても長続きしない人みたいだな」と思われてしまうかも……。むろん、虚偽の経歴を書いてはいけませんが、職歴をすこしまとめて(省いて)書くくらいならばさしつかえないと思います。

*「自己推薦書」を別添するケースについて
 看護大学・看護学校の社会人入試(その他特別枠入試)では、出願時に長文の「自己推薦書」(その他の名称の場合もある)の提出が求められるケースがよくあります。たとえば、首都圏で高い人気を誇る都立看護専門学校(全7校)の社会人入試では、毎年9月の出願時に1200字程度の「自己推薦書」を書かなくてはなりません。こうした「自己推薦書」は形の上では試験ではなく提出書類の一部ですが、実際は合否にもかなり影響しているはずです。
 書く内容については、学校によっても微妙に違いますからよく確認してください。(たとえば、都立看護専門学校の場合には、例年、「これまでの社会人経験と志望動機を含めて書くように」といったような指示がついています。)
 一般的に「自己推薦書」に書くべき内容として、

①職種(看護師)の志望理由・志望動機(きっかけ・いきさつも)
②これまでの経験/自分の長所→それを看護師としてどう活かせるか・どんな看護師を目指すのか
③学校の志望理由・志望動機

などが考えられます。「自己推薦書」という名称からすると、メインは②の要素。ただし、①③を記入する欄が別に設けられていない場合には、①や③の要素も「自己推薦書」中に盛り込んでおかないと不自然。①~③各要素の内容をまずしっかり考えてみて、それらを連結するように書いていくとよいと思います。
 いずれにせよ、「自己推薦書」のような文章は1日や2日では作れません。本来、じっくり時間をかけ、自分自身との対話を重ねながら練り上げていくべきもの。(それっぽい文例を借用してつなげただけでは、簡単に見透かされてしまいますよ。)というわけで、①②のような点については早い時期から少しずつ言語化していくよう心がけましょう。



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