社会人・大学生のための看護系受験研究会
スコレー・アスコルー

一般入試 学校別傾向と対策 看護学校編

過去問に基づく傾向分析です。みなさんの勉強にお役立てください。
スコレー・アスコルーでは、看護学校の入試問題の解答解説集を発売しています。詳しくは、看護学校過去問解答・解説集をご覧ください。
 → 看護学校過去問解答・解説集

東京都立看護専門学校(7校共通)

国語+数学Ⅰ+英語
H22年度入試から生物が外され、国数英3教科入試になった。設問数はすべて20問(選択式/4~5択)。
・英語:大問4題。会話文・対話文1問+長文読解3問。いわゆる文法系の問題はあまり出ない一方、会話文の出題比率が高い。「会話での決まり文句表現」などを事前にチェックしておくこと。また、長文をスピーディに読めるように練習すること。
・国語:大問3題。H17以降「論説文3題」という組合せが定着していたが、近年は、論説文の他にも随筆や小説などジャンルの異なる文章題が出題されている。内容把握や接続詞などの空所補充の問題が中心で、国語知識系問題は少なめだ。
・数学:1問ごとに別々の計算を行う計算問題が20問出題される。最近は問題ごとの難易度のばらつきが激しい。公式に当てはめるだけという問題や基礎的な問題が全体の8割を占めているので、わかりにくい問題は後回しにして解きやすいものから解いていこう。

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国立病院機構系の学校(関東甲信越での共通問題)

西埼玉中央病院附属看護学校
横浜医療センター附属看護学校
千葉医療センター附属看護学校 など

国語+英語+数学Ⅰ
国立病院機構系の学校は、H19より「複数校併願制」を導入し、統一日程での入試を開始した。問題は全問選択式(マーク)である。H21からは、それまでの2年間に比べ、やや問題が易しくなった。
・国語:論説文2題(設問はすべて5択)で、四字熟語・ことわざなど、国語知識系の出題はなし。
・数学:すべて5択で、分量的にはそれほど多いわけではないが、問題ごとの難易度(解きやすさ・解きにくさ)にはバラツキがある。
・英語:全問4択。第1~第3問は文法・語法・熟語の知識、理解を問う適語句選択問題。第4問は対話文読解(2題)、第5問は長文読解という組み立てになっている。

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江戸川看護専門学校

国語+英語+数学Ⅰ
問題は記述式。
・国語:国語知識系問題(漢字、カタカナ語・外来語、四字熟語、語句の意味、対義語、文学史など)問題が数問出題されたあとに、読解問題が出題される。国語知識系問題問題が多いと読解の問題文が短めになり、少ないと長めになる。しょっぱなの漢字が、本校のメインの受験者層からすると難しいはず。カタカナ語や文学史の勉強もしておきたい。
・英語:大問5、6問。長文読解、並べ替え、文法・語彙(空所補充)、間違い探し、対話文など。文法問題は、中学文法のような基礎的なものが中心。単語帳で語彙を増やし、基礎文法をしっかりと復習していけば、ある程度の点数は取れるだろう。
・数学:大問3題。小問集合(式の展開、因数分解、有理化、三角比の相互変換、1次関数、データの分析など)、2次関数、三角比。基礎的な問題が中心で、参考書の例題そのままのような問題が多い。計算ミスに気をつけて高得点を狙いたい。

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慈恵看護専門学校

国語+英語+数学Ⅰ
問題は記述式。
・国語:読解問題2題+知識系問題1題。読解問題は、論説文で、抜き出しや傍線部理解の問題など。知識系問題は、四字熟語、語彙(熟語・カタカナ語、同音異義語など)など。
・英語:文法・語彙(空所補充)問題2題+長文読解1題+英作文(和文英訳)という組み立て。全体の問題数がかなり少ない(全体の分量も少ない)ので、一つひとつしっかりとこなしていくこと。
・数学:小問集合に続けて、大問2題(2次関数+三角比)。ありきたりな問題ばかりでなく、発想力・気づきを要するものも含まれる。

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募集要項に同封


昭和大学医学部附属看護専門学校

1期:国語+英語+数学ⅠA・生物基礎から1科目
2期:国語+英語
問題は記述式。
・国語:最初に「漢字」「慣用句」「文法」など知識系の問題が並び、後半に読解問題が1題というのが例年のパターン。「漢字」問題は難しめ。漢検2級程度の実力が必要だ。読解問題中には空欄補充問題などの他に、本文に即して「自分で具体例を考えて述べる」という独特な設問が含まれている。 初見では手こずること間違いなしなので、過去問を十分研究しておこう。
・英語:Ⅰ期・Ⅱ期ともに「適語句選択」(文法・語法)「並べ替え」に続き、最後に「読解問題」が1題。抜き出し・内容一致の他、やさしめの和訳問題も。
・生物:空欄に用語を埋めるばかりでなく、「無性生殖と有性生殖」「ヒトの性染色体による性の決定」など5種類のテーマから2つを選んで説明させる(図を描いてもよい)という問題も出ており、要注意。

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JCHO東京新宿メディカルセンター附属看護専門学校

国語+英語+数学
問題は記述式。
・国語:読解問題2題。基本的に論説文+文学的文章(小説など)という組合せ。「記述説明」の問題も含まれる。
・英語:「適語句選択」「単語の意味・語彙」「並べかえ」など文法・熟語の問題が前半に並び、後半に「医療系の会話文」+「長文」2題という配列が続いている。医療系会話文で、適切な単語を補充させる問題はこの学校だけの独特な形式。文法や熟語の問題への対策のほか、医療系会話文に出そうな表現などを調べておこう。
・数学:2次関数や三角比等の数Ⅰ分野の出題の他に、食塩水の濃度計算、立体図形の面積・体積に関わる問題などが出題される。独特なパターンの問題が多い。

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募集要項に同封されています。


JCHO東京山手メディカルセンター附属看護専門学校

国語+英語+数学ⅠA
問題は記述式。
・国語:読解問題2題。オーソドックスな記述式問題。内容的には「医療」「病い」に関わる文章が多い。
・英語:H31は、長文1題+短めの英文2題+単語の意味+対話文+文法・語彙(空所補充)という組み立て。例年出ていた「並べかえ」「発音」などの問題が姿を消したが、文法・知識系問題のウエイトはまだ比較的高いので、取りこぼしを減らしたい。
・数学:記述式問題。大問4~5題。式の展開や因数分解、2次関数の問題では、専門学校としては要求する計算力のレベルが高め。計算ミスをせずに、最後まできっちり計算しきる力が必要。

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東京警察病院看護専門学校

国語+英語+数学ⅠA
問題は記述式。
・国語:大問2題。2題とも論説文。文章の難易度は標準。問題も標準的だが、最後の内容一致の問題は10個の選択肢のうちから2つ正解を選ぶというもので、少々やっかいかもしれない。また、記述式の問題もあり、そこでの文字数が短めである(30字以内で説明せよ、というように)ので、うまくまとめられるよう過去問を使って練習をしておきたい。
・英語:大問4題。発音、文法・語彙(空所補充)などの知識系問題の後に長文読解問題が出題される。長文は、文章の難易度が高い。大学入試レベルの英文が出題される。難しめの英文解釈の勉強をして臨みたい。
・数学:大問6問。小問集合(式の展開、因数分解、集合、データの分析)、2次関数、三角比、場合の数など、数Ⅰの範囲からまんべんなく出題される。数Ⅰ分野をしっかりと勉強して試験に臨むこと。

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東京女子医科大学看護専門学校

国語+英語+数学Ⅰ
問題は記述式。
・国語:大問2題。2題とも論説文で、専門学校の問題としては、抽象度の高く、難解な文章が出題される。問題そのものはそれほど難解ではないので、「文章の意味がわからない」と投げ出さず、食らいつくこと。また、かなり長めの記述問題の出題があるので、練習しておくこと。
・英語:発音、アクセント、文法・語彙(空所補充)、並べ替えなどの知識系問題が出題された後に、最後に長文読解問題が出題される。長文は最近は1題のことが多いが、2題のときもある。英文の内容は医療系のものが多い。医療系のニュースなどに普段から意識して接してみよう。
・数学:近年(H30、31)は非常に易しい。誰でも満点近くを取ることのできる内容だが、さすがにここまで易しいと、そろそろ反動が来そうだが……。内容は、2次関数、三角比、場合の数・確率、データの分析など、数Ⅰ分野の基本問題だ。

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説明会の参加者に配布


日本大学医学部附属看護専門学校

国語+英語・数Ⅰ・生物基礎から2科目
全問選択式。
・英語:以前は、Answer the questions below.(以下の問に答えよ)とか、Fill in the empty space with the suitable word.(適する語で空欄を埋めよ)といったように、設問が英語で書かれているのが。特徴だったが、最近は、問題は日本語である。(もちろん選択肢は英語だ。)長文2問に続き、文法、並べ替え、発音など知識系問題が並ぶ。
・国語:大問2題。小説+論説文という組み合わせ。
・数学:大問5問。式の展開、有理化、方程式。不等式、三角比、データーの分析など、数ⅠAのオーソドックスな問題が多い。 ・生物:こちらも選択式問題に。H22には「ヒトや動物の体のしくみ」に関わる問題が目立つ。

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学校説明会のときにのみ配布。


帝京高等看護学院第一看護科

国語・英語・数学・生物・化学から2科目選択(国+英は不可)
5科目中2科目を選んで120分で答える、という帝京系学校独自のスタイル。各教科の問題も、「全部で4題のうち3題を選んで回答」などあまり例のない形式になっているので、事前に過去問を見て「答え方」に慣れておいたほうがよい。

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募集要項に同封


早稲田速記医療福祉専門学校

国語+一般常識+作文
・国語:読解問題(論説文)+国語知識系問題(漢字、四字熟語、ことわざ・慣用表現など)数問という構成。 ・一般常識:英語(単語、発音、アクセント、文法など)+数学(四則計算、因数分解、2次関数、場合の数・確率、濃度計算など)+化学(元素記号など)+生物(生物基礎分野)。
問題そのものは易しいが、問題数が結構あるので、時間配分には注意すること。数学は、後半の文章題の計算問題に慣れておきたい。市販の就職対策の一般教養問題集などで練習してみよう。
化学は、中学理科程度の実力があれば問題ない(高校で化学を受験のために選択していなくても問題なく解ける)。生物は、生物基礎の範囲全体から出題されているので、もう一度きちんと全単元を復習しておくことが必要だ。

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説明会で配布


八王子市立看護専門学校

国語+英語+数学Ⅰ・生物基礎から1科目+小論文
全問選択式(4~5択)。
・国語:近年は、長文読解1題。内容把握などのオーソドックスな出題。
・英語:長文読解2題+文法・語彙(空所補充)+会話文(会話に使う語彙)+医療英語。全体としては標準的な問題だが、医療英語を出題することが多いのが特徴。患者と医師・看護師の会話文の出題が基本の出題形式だが、患者の発言から、診療科を考えさせる問題(H31)など、出題パターンは他にもある。
・数学:基本的な問題が大半ですべて5択、大問5題の出題だが、実際には、別々の計算をさせる問題が20題出題される。都立看護専門学校の数学と似ている。
・生物:選択式問題だが、図やグラフを用いた問題が比較的目立つ。日頃から図やグラフに着目した学習を習慣づけておくとよい。

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板橋中央看護専門学校

国語+英語・数学ⅠAから1科目選択
全問選択式
・英語:アクセント+発音+適語句選択(文法・語法)+並べ替え+短い読解という配列が定着しており、ほとんどの問題が文法・知識系である。とくに発音・アクセント問題の比重が高いのが特徴なので、直前にしっかり対策すること。
・国語:読解問題1題で、漢字・空欄補充・傍線部理解などの設問が5択式で並ぶ。ただし、最後に「あなた自身の考えるところを400字以内でまとめなさい」という設問がついているので、事実上「国語+小論文」の問題だと考えて400字程度の小論文対策を行っておくこと。 
・数学:マーク式。ケアレスミス・計算ミスには十分に気をつけること。

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神奈川県立衛生看護専門学校

国語+数学ⅠA
 記述式問題。
・国語:大問3問。長文読解+敬語表現・ことわざ慣用句+漢字 という構成。敬語の出題もある。
・数学:大問2問。各10問ずつで、合計20問の出題。数ⅠAの範囲から幅広く出題される。

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神奈川県立よこはま看護専門学校

国語+数学ⅠA
 記述式問題。
・国語:大問4問。国語知識系問題(漢字、四字熟語、ことわざ・慣用句など)の後に読解問題が数題出題される。ただし、大問2は文法等の知識系問題、大問3、4は読解系の問題と色分けがされている。現代語文法を勉強しておくと、少し余裕ができる。
・数学:数ⅠA全体からの出題があるほか、食塩水の問題(混合算)も毎年必ずといってよいほど出題されている。

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厚木看護専門学校

国語+英語+生物基礎
 記述式問題。
・国語:大問2、3問。長文読解2問+α(漢字の読み書きなど)という構成。専門学校の国語の問題としては難易度が高め。ただし、全問が難しいわけではないので、解けるところでしっかりと得点を稼ぐ必要がある。
・英語:発音・アクセント、文法・語法問題(適語句選択、空所補充)、長文読解問題の組み合わせという、比較的オーソドックスな問題構成。
・生物:基本的な問題が、さまざまな単元からバランスよく出題される。顕微鏡の使い方(ミクロメーターのメモリの読み取り問題)やグラフの読み方の問題など、図表を使った問題が含まれるのが特徴。

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イムス横浜国際看護専門学校

国語+英語・数学ⅠAから1科目
 問題は記述式。
・国語:読解問題1題。漢字、空所補充(接続詞など)、語句の意味、内容把握などの問題が続き、最後に400字の小論文の課題がある。小論文以外は全問選択式。
・英語:大問5題。アクセント(5問)+発音(5問)+文法問題(空所補充問題)(10問)+並べ替え問題(6問)+長文読解(2問)という構成。例年最後の読解問題はジョークだ。オチがそのまま設問となるので、何がおかしいのか考えながら読むとよい。
・数学:大問5問。数ⅠAの単元から広く出題される。一つひとつは難しい問題ではないが、答えを出すのに手間がかかる問題が多く、数学が苦手な方は苦戦するかもしれない。

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聖マリアンナ医科大学看護専門学校

1期:国語+英語、数Ⅰ・生物基礎・化学基礎から1科目
2期:一般常識+小論文
 問題は記述式。
・国語:大問3問。読解問題1題+国語知識問題(漢字の読み書き、類義語)1問+文章の並べ替え問題1問。看護専門学校の問題としては、比較的、記述式の問題数が多いので、問題になれることが必要。
・英語:大問4問。文法・語彙(空所補充)+並べ替え+対話文+長文読解。オーソドックスな英語の問題となっている。標準的。
・数学:大問4問。式の計算・因数分解、2次関数、三角比(余弦定理)、立体図形、命題・論理、データの分析などから出題される。 ・生物:例年、大問4題。語句を答えるといった設問に加え、説明問題も含む。、きちんと説明できるようにしておくこと。

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横浜市病院協会看護専門学校

国語+数学Ⅰ+小論文
R2年度から、入試科目が国語、数学に変更になる。
・国語:大問3問。このうち2問は長文読解問題で、1問は漢字、四字熟語、ことわざ、慣用句、類義語・対義語などの国語知識問題。記述問題が多いので、過去問を使って練習しておきたい。

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横浜労災看護専門学校/千葉労災看護専門学校

国語+英語+数学ⅠA(場合の数と確率)
 ここは全科目とも4~5択の選択問題で、独特なクセのある出題形式で有名だ。
・国語:「四字熟語」「文学史」「口語文法」など国語知識の問題が最初にまとめて出て、そのあと読解問題2題(小説と論説文)。
・英語:「文法・語法」「熟語」「対話文での決まり文句表現」など、知識系の問題のウェイトが高い。
・数学:5択で答えを選ばされる問題が15問で、都立看護の数学と似た雰囲気だ。(ただし都立看護とはちがい、数学A「場合の数と確率」も出題されるので注意。)

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済生会川口看護専門学校

国語+英語+小論文
問題は記述式。
・国語:読解問題が2題で、例年「小説」と「論説文」の組み合わせになっている。設問形式は傍線部理解、空欄補充、抜き出しなどとても標準的なもの。
・英語:読解問題1題のあとに並べかえ、発音、単語のつづりなどの知識系問題が並ぶというつくり。非常に独自色の強い問題になっており、対策がたてにくい。

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さいたま市立高等看護学院

国語(小論文含む)+英語+数学Ⅰ
問題は記述式。
・国語:H21入試では論説文読解1題に続けて独自の小問2題。「200字以内で書きなさい」「400字以内で論じなさい」といった小論文的な問題が含まれるのが特徴。また、H18の大問2「『既成の価値観に縛られず、素直にものごとを受け止め感じる。』『物事を一面的にしかとらえない片寄った考え方。』の2つについて日常生活の場面や情況を表現せよ」H22「『たたむ』と『おる』の違いを論理的に説明せよ」のような、風変わりな問題も出ている。
・英語:短めの長文読解1題に加え、文法・語法・アクセントなど知識系問題が4題というのが例年のパターン。
・数学:大問1が数値のみを答えさせる小問集合だが、大問2のほうは「途中の計算も必ず書くこと」という指示がついているので注意。

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埼玉医科大学附属総合医療センター看護専門学校

国語+英語・数学Ⅰ・生物Ⅰから1科目選択
問題はすべて選択式。
・国語:読解1題に加え、国語知識の問題(「文学史」「四字熟語」「ことわざ・慣用表現」「漢字の読み書き」など)がまとめて出されるのが通例。
・英語:文法・語法問題(適語句選択)」「対話文・会話表現」「文法・語法問題(適語句選択)」「対話文」「長文読解」という大問5問の構成が、近年の出題パターン。基本的なレベルの問題なので、「文法・熟語」の問題で、取れる問題は極力ミスせず取ること。
・数学:大問3問。それほど難しくはないが、「やや考えにくい問題」「解いたことがない問題」が混ざっている可能性がある。確実に解ける問題を正確に処理すること。
・生物:大問4、5問の構成であることが多い。各分野からまんべんなく出題され、設問数も多め。基本的には、生物基礎分野の人体に関わる範囲で、免疫の手前までをきちんと勉強しておくこと。それで大半は正解できるだろう。

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戸田中央看護専門学校

国語+英語/+数学
学校のホームページに過去数年分の過去問が掲載されている。ダウンロードして研究しておこう。問題は全問選択式。
・国語:国語知識の問題のウエイトが非常に高く、読解問題のあとに知識系問題が並ぶ。漢字、四字熟語、慣用句・ことわざ、語句の意味、同義語・対義語、敬語表現、口語文法、文学史など出題される可能性のある範囲は広い。国語知識をしっかり強化したうえで試験に臨みたい。
・英語:単語・熟語の意味、文法・語法問題(空所補充問題)、対話文(空所補充)、並べ替え作文、英文和訳(選択式)等の、知識系問題だけの構成である。長文読解問題は出題されない。単語・熟語のチェック、文法の強化を受験ギリギリまで図ってみよう。
・数学:簡単な計算問題が中心。文章題が多く、中学校の数学の問題のような印象を受けるだろう。「混合算(食塩水問題)」や「旅人算」の問題がよく出題されるので、解き方をしっかり確認しておこう。

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千葉県立野田看護専門学校

国語+英語+数学ⅠA
記述式問題。
・国語:非公表。従来知識問題のウェイトが高い問題だったのだが、近年はやさしめの論説文読解問題になっているようだ。
・英語:大問4~5問の出題。短めの長文読解1~2題+適語句選択等の問題が複数題という出題形式。全体としては易しめなので、高校生向けの英文法参考書を一冊きちんと勉強し、単語帳を使って語彙を増やしていけば、十分に対応できる。
・数学:大問8、9題程度の構成で、冒頭の小問集合に続いて大問が数題出題されるパターンが多い。以前は難問奇問の出題もあったが、H30、31あたりの問題は、易しい問題であった。数A分野からの出題が目立つので、この分野は、しっかりと復習/学習しておきたい。

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